The chamber of Englishー英語の小部屋(〃ω〃)

英語学習ブログです!!軽く読める感じで。質問待ってまーす

Guy Fawkes Day

はろー。

日本でよく目にするHappy Halloween ですが、英語でも本当に言うのかしら? ハロウィンは祝日でもお祭りでもないので違和感あります。

私が住んでた頃はイギリスでハロウィンは全く流行っていなかったので、使ったことありません。

でもイギリスでもここ数年、流行ってるようで、もしかして今なら使ってるかも? ハロウィンは世界的流行なのかもしれません。若者がストレス溜まってんのかな( ゚д゚)

そんなですが、Trick or treat? は子ども達が言ってるのを聞きましたね! 言われたらもちろんお菓子をあげましたよ。

この時期のイギリスのイベントといえば、Halloween より断然Guy Fawkesの思い出が強くて笑

Guy Fawkes dayは11/5です。すぐです。Guy Fawkes は住むまで知らなかったけどかなりクレージーな大イベントなんです。

Look at this picture.
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Guy Fawkes といえば、なんと言っても花火。イングランド中で上がります。町主催の大きなものから個人で上げるものまで。Guy Fawkes が近づくと花火が売られて、前後1週間、ご近所で花火上がりまくり。つまりもうハロウィンの頃からやってるっていう笑 はえーよ。そんなことしてるのはまあちょい悪の若者なんですが、うちは程よく田舎でマイルドヤンキーがいっぱいいたから上がってました。ロンドンの高級住宅地ならそんなことないと思う…

で、当日は一晩中、花火が休まずに上がりまくりでした笑 飼い猫が怖がってずーっと丸まってました。イギリス人てなんて馬鹿なんだろうと思った日です。普段おとなしいからかはじけ出すとすごい。ボヤも耐えません。友人宅の庭の物置は燃えちゃいました汗

でもそれにもめげず、うちではパーティしました。Turkey を焼いて親戚も来たりして結構な大パーティ。

町外れの古城で花火大会があり、そっちに行った友人によるとそちらは趣があったそうです。寒くて辛すぎたとも。11月のイギリスは寒いからねえ😨

でもGuy Fawkes Night の本質はBon fire 。
写真下の方を見てください。焚き火してますね。これも各地でやってます。しかも本格的にやる場合、この日の中にGuy Fawkes 人形をくべるんですよ。はっきり言って怖いです。怨念を感じます

Guy Fawkes って何者なの?

パーティに来た親戚のおじさんに訊いた所
「議事堂を爆破しようとした一味で、爆破は未然に防がれた。それを祝して今でも花火やたき火を行うのだ。民主主義の守られた日なんだ」
とのこと。

イギリス人の好きな言葉「民主主義」
この言葉を言うとき、彼らは誇らしげになる。これ以上正しいことなんてないって感じに。でもその民主主義はアメリカ的資本主義的民主主義とは違う。もっと社会主義的なもの。弱さや貧しさはその人のせいじゃなく、守らなければならない。だから社会保障は充実してる。

それはともかく、Guy Fawkesについては聞いてもよく分からないので調べてみた。
事件は1605年に起きたらしい。そんな昔!!関ヶ原の戦いのちょっと後くらいだ。それからずっとこの祭りをやってるらしい。へえー。
Guy Fawkes一味はカトリック教徒だったらしい。カトリックプロテスタントから来てるのかあ。怖いわけだ。

でもまあそんなことは皆忘れてしまい、今や民主主義の祭りとして、花火の日として残っているのは面白いね。
冬の夜空に上がる花火はきれいだもんね。

ではまた