The chamber of Englishー英語の小部屋(〃ω〃)

英語学習ブログです!!軽く読める感じで。質問待ってまーす

You must see this, 「アリー スター誕生」

お題「どうしても言いたい!」

 

「アリー スター誕生」も絶対見て欲しい!!!

ボヘミアン・ラプソディー」より良くなかったなんて言ってる人はほっといてこちらも絶対見て欲しい音楽映画です。歌が嫌いな人はやめていいけど。

レディ・ガガの歌が上手くて鳥肌もんです。ブラッドリー・クーパーより上手いのは仕方ない、だって彼女は現実に本物のスターなんだから。メイクの薄いガガもいいなあなんて思ってみました。やっぱり普段は彼女の外見に囚われちゃう。本当に実力のある歌手なんですよねーーー。

それからこの映画は話す英語がいいです。教科書には載らない普通の英語で、とっても自然。「グラン・トリノ」の「正しい男の話し方」を思い出すと思ってみてたら、なんと当初はクリント・イーストウッドが監督するつもりだったみたいですね。で、彼の指名でブラッドリー・クーパー監督になったとか。

翻訳ソフトがあれば外国語を覚える必要ないという人もいますが言い回しが全然日本語とは違うんだよ。日本語みたいに英語を話すとバカみたい極まりないよ。ということを再認識させてくれる台詞まわしの映画でした。きれいなキラキラした台詞もたくさんあります。うーん、私は大好き。

知らなかったけど、この「スター誕生」は4度目のリメイクなんだそうです。舞台を現代に、設定を歌手にしてのストーリー。前のは知らないので比較はできませんが、一番最初の設定は映画スターです。彼女が売れる代わりにスターだった彼は霞んでいくそんな話のよう。

歌手はそうじゃないよなあと思いました。歌手は大御所になればなるほど新しい人には敵わないって思い知らされるから。何十年も前の歌を好きと言ってくれるのは嬉しいけど、悲しいはず。

<ここからネタバレあり>

私は話が進むにつれ、ジャクソンが可哀想で大好きで困ってしまいました。大好きで死んでしまったミュージシャンと重ね合わせずにはいられない。最初から「この人最後まで生きてないだろうなあ」と思ったけど、やはり死んでしまって悲しかった。しかも自殺。昨年4月に亡くなった Avicii を思い出して悲しかった。愛されててもお金があっても止められないんだよなあ。という悲しいミュージシャンのさがを感じる映画でした。

この映画を作った人達は音楽が好きでミュージシャンたちをリスペクトしてるんだろうなって。週刊誌とか評論家とか金儲け目当てのマネージャーとか、ほんとクソ。ああいうところの心ない一言、それを信じるたくさんの人のせいでどれだけたくさんの才能あるミュージシャンが死んでいることか。「前より良くない」って当たり前だろ、前の曲が100年に一度の傑作だったとしたら。

 

ではまた